りんちゃんの最終決断日が明日に迫りました。先住猫のすずちゃんとの相性は、いまだに不明のままです。
猫さんたちがストレスを感じていたら申し訳ないので、毎日観察をしているのですが、すずちゃんの食欲が若干落ちたように思うのですが、気のせいでしょうか?
猫のストレスサインとは?ストレスが溜まったときの行動と解消法
自由気ままに過ごしているイメージの強い猫。しかし、やはりそこは人間と一緒で、ストレスが溜まることもあります。 適度にストレス解消してあげないと、思わぬ病気を引き起こしてしまうことも……。 今回は、猫がストレスを感じているときのサインや、ストレスの解消法について説明します。
猫がストレスを感じる要因は?
猫は一体どんなときにストレスを感じるのでしょうか?
その要因はさまざまですが、大きくは「生活環境」、「苦手な刺激」、「人間の接し方」に問題が隠されていることが多いようです。
生活環境によるストレス
猫は自分の縄張りを持つ生き物です。
室内飼いの場合、猫が過ごす部屋そのものが縄張りになりますが、そこにほかの猫が侵入したり、自分の気に入らない環境であったりすることは、猫に相当なストレスがかかけると予想されます。
特に同じ室内で過ごす先住猫や、犬などのほかのペットとの相性が悪い場合、猫には多大なストレスがかかっているでしょう。自分の縄張りで安心できないことがどんなに辛いことか、これは容易に想像が付きますね。
また、猫種によっては運動不足がストレスに繋がることも。活発な猫にとって、キャットタワーやキャットウォークが設置されていない室内でパワーを持て余すことは、苦痛以外の何物でもありません。
そのほかにも、猫用トイレが汚れている、猫砂が気に入らない、落ち着いて排泄できない設置場所といった「トイレ問題」や、家の引っ越しや模様替えによる「環境の変化による問題」、来客など外からの来訪者に対するストレスなど、環境問題の原因となる事柄もさまざまです。
人間にとっての引っ越しは、不安もありますが楽しみでもあります。では、猫にとってはどうでしょうか? ここでは、できるだけ猫にストレスを感じさせない引っ越しの方法についてお伝えします。また、引っ越し前…
苦手な刺激によるストレス
猫は人間よりもずっと敏感な生き物です。アロマや香水、芳香剤など、人間にとってはいい匂いに感じるものが、猫にとっては強力すぎることがあります。
また、急に大きな物音に驚かされたりすることも、猫にとってはストレスの原因です。
人間の接し方に対するストレス
甘えん坊な猫から、人間とはちょっと距離を置いておきたい猫まで、性格もさまざま。
甘えん坊で飼い主にべったりな猫は、構ってもらえないことや、一緒に遊んでもらえないことがストレスになります。
一方、人間とのコミュニケーションを好まない猫にとっては、無理やり抱っこされたり、しっぽやおなかといった触られたくないところを触られたりするのは、我慢しがたいことなのです。
猫のストレスサインは?
猫がストレスを感じているとき、見た目や行動パターンに何らかの変化が見られるようになります。「これが出たら要注意」な猫のストレスサインについて知っておきましょう。
体調の変化
ストレスが体調に表れてしまうケースです。胃腸が弱ることにより下痢や嘔吐をしてしまったり、逆に便秘や血便などが見られたりすることもあります。
一過性の場合はそこまで心配する必要はありませんが、症状が長引くようであれば、早めに動物病院にかかりましょう。
ごはんを食べなくなる(食欲不振)
「いつもは喜んで食べていたはずのフードを食べなくなった」、「食事の量が少なくなった」などの様子が見られることもあります。
深刻な場合は体重の低下が起こったり、何らかの病気が潜んでいたりすることも。いずれにせよ、軽く見過ごしてはいけないストレスサインです。
トイレ以外での粗相
本来、猫はとてもキレイ好きな動物。しつけが済んだ成猫は、決まったトイレ以外での排泄を行わないものです。
トイレ以外で粗相をしてしまう……ということは、環境の変化によるストレスが影響しているのかも知れません。
グルーミングの頻度が増える
猫にとってのグルーミングとは、毛並みを整える清潔行動であるとともに、自分の気持ちを落ち着かせる行動でもあります。
ずっと手足などを舐め続けるといった過剰なグルーミングは、ストレスの裏返しであることも多いのです。
このグルーミング行動がエスカレートすると、自分の手足や尻尾を延々と噛み続けるといった自傷行為に発展することも。
真空行動(急に走り回る)
真空行動とは、猫が急に家中を走り回る行為のことを言います。夜中に起こることが多く、特に若い猫に見られます。
これは、有り余ったエネルギーを一気に発散させることで、ストレスを解消する行為なのです。
猫もストレスで病気になる?
人間の場合、「ストレスで胃を痛めた」なんてよく聞く話ですよね。猫の場合も、ストレスで病気にかかりやすくなることがあります。
以下の3つの病気は、ストレスが一つの原因であるとされています。
心因性脱毛
部分的に“ハゲ”ができてしまう病気です。
寄生虫やカビ(真菌類)が脱毛の原因である場合もありますが、そういったものが見られないときは、ストレスによる脱毛を疑うべきです。
皮膚炎(舐性皮膚炎)
猫が自分の体を舐め続けることで、部分的に毛が抜ける、肌がただれる、痒がるといった皮膚炎を引き起こすことがあります。
猫の舌はざらざらしているため、過度なグルーミングは自らの体を傷つける原因になります。
突発性膀胱炎
頻尿、血尿を引き起こす病気です。
はっきりとした原因は明らかになっていませんが、ストレスが病気の発症に影響を及ぼすことが指摘されています。
ストレスだけが原因のすべてではありませんが、ストレスで免疫が落ちることで病気にかかりやすくなることは事実です。
いずれもすぐさま命にかかわるような重大な病気ではないものの、長期的にストレスがかかると、猫の寿命を縮めることにもつながりかねません。
たかがストレス、されどストレス。愛猫と長く幸せに暮らすためには、ストレスを取り除くよう努力することも飼い主の務めであると言えるでしょう。
猫のストレス解消法は?
猫がストレスを抱えたままにしておくことは、非常によくないということが分かりましたね。
さて、猫のストレスを解消するためには、どのようなことが有効なのでしょうか? 具体例を紹介します。
生活環境の改善
猫の生活環境がストレスとなっている場合、その要因を極力取り除くようにします。
先住猫との相性が悪い場合は、部屋を分けるなどの対応を。トイレが原因になっている場合は、こまめに掃除するほか、配置場所やトイレの形、猫砂の種類を変えてみるのもいいでしょう。
また、猫は突然の環境の変化を嫌う傾向があります。
やむを得ず引っ越しをするときでも、以前から使っていた猫グッズはそのまま引き継ぐなど、極力もとの環境を保つ工夫をしてあげましょう。
苦手な刺激を与えない
猫が嫌がる刺激を取り除く方法です。具体的には、香水・芳香剤をやめる、猫が怖がる大きな音を立てないようにするなどが考えられます。
また、嫌なことがあったときに猫が逃げ隠れできるよう、室内の落ち着ける場所に“隠れ家”を作るのも有効です。
接し方の工夫
飼い主として、猫の性質や性格を把握し、それに合った接し方をしましょう。
過剰なスキンシップを好まない猫に対しては、構い過ぎないことも愛情です。猫が嫌がるしっぽやおなか、手足を無理に触ることは避けてください。
また、遊び好きの猫に対しては、思う存分遊んであげることがストレス解消に繋がります。猫じゃらしなど、猫が興味を持つおもちゃを使って、たくさん遊んであげましょう。
神経質な一面を持つ猫、ストレスから病気になることもあります。猫がストレスを感じているときのサイン(症状)や原因、解消法について説明します。
参照:【みんなのペットライフ】より
まとめ
いかがでしたか?
ストレス発散は大事ですが、飼い主が神経質になりすぎるのはかえってよくないそうです。
すずちゃんとりんちゃんが、お互いに空気のような存在に感じればよいなと思う、今日この頃です・
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